神前結婚式の撮影をさせていただきました。
穏やかな二人、といった印象でしたので穏やかな雰囲気を感じられる写真を撮っていました。
披露パーティーや二次会に参加されてた中に数人顔見知りの方もいらしてて、ときどきブログ見てますって言われたので、ちょっと嬉しかった。そんな写真好きな人たちのためにも、ちょっと撮影に関係した話でも書いておこうかなって思うのでした。
この日、お支度部屋、ロビー、神社、お食事会場、披露パーティー、それぞれ光が異なっていて、大事な場所ほど暗いんですよ。ここでは神社とパーティー会場。
神社の拝殿内は昼光色の蛍光灯+自然光。
ここではストロボは使わず撮影。窓から入る自然光は室内よりも明るく逆光ぎみに撮るような感じになることも多く、フレアが発生しやすい状況なのでフードは必須。
外光は晴れたり曇ったりで色温度と明るさが変化しているので臨機応変に対応することになる。
パーティー会場は暖色系のスポット+日没までは自然光。まだ外が明るいうちはスポットの色がメインではないので、オートのままストロボをバウンスさせる程度でOK。ただし夕暮れどきにはそのままでは夕暮れ時の印象のまま撮れないので、外光の変化に応じてストロボをマニュアル調光しながら撮影。
日没からはかなり暗く、ストロボを使うとスポットライトの色で照らされていた雰囲気が無くなってしまいやすいから、ストロボをバウンスさせるのは変わりないが、天上ではなく手にバウンスさせた。左手の親指を除く4本の指でバウンスさせる光の向きと明るさを変えているので、設定がどう...というのが数値で書けなくて申し訳ない。
けどストロボの色を手で反射させた光の色はアンバーに近く、店舗照明に多いスポットライトのそれと相性がいいと感じている。ただし現像時に調整することが前提ですよ。
実際の写真を見ないと判りにくいでしょうが、ここに掲載することにOKが出たら事例を載せます。
取り急ぎ撮影した写真データが要るそうなので、ひとまず現像で色調と露出の調整をしただけのものを送ることになったけど、ちゃんと手をかけていい写真にしたものを後日送ることにした。
それにしてもみんないい顔して写ってる。お写真、喜んでもらえるといいな。